NF 断熱

このウィンドウは、各種の断熱対策を比較するのに使用します。一般的要因、建物情報、選択した熱源機器、エネルギー源に基づいて、各断熱対策の長期コストを算定します。このために、屋根裏、外窓といった構成部材グループに対して想定可能なU値範囲が分析ごとに提供されます。複数のシミュレーションを通じて、想定可能なU値範囲から、当該の構成部材グループに最適な断熱が計算されます。分析結果はグラフ表示されるので、コストの違いが一目瞭然です。分析のなかにはデフォルトで事前設定されたものもありますが、それも個別に編集や削除できます。 

熱源機器とは異なり、建物について複数のシミュレーションが実行されるため、分析の演算負荷は格段に大きくなります。したがって、変更によって必要となる計算は、個別に手動で開始する必要があります。


このウィンドウは、次のセクションに分かれています。


一般的要因

一般的要因はすべての分析で同じです。したがって相互比較することができます。

  • 対象期間:コスト分析の対象期間
  • 金利:コストに適用される利子率。
  • インフレ率:建物構成部材の一般的な価値上昇率。
  • 冷房を考慮:冷房のコストを考慮するかどうかを選択します。

現在の建物

「現在の建物」セクションでは、建物に使用する熱源機器を設定できます。さらに、元の建物のシミュレーションで計算された冷暖房需要が表示されます。

構成部材の概要

すべての分析で使用可能な構成部材の概要、平均U値、現在の建物の総面積が示されます。

エネルギー源

各種エネルギー源の(kWhあたりの)現行単価がインフレ率とともに一覧表記されます。予想に応じて柔軟に設定できるように、エネルギー源ごとにインフレ率を個別に定義することも可能です。

分析結果のグラフ

ここでは分析結果を相互に比較できるだけではなく、分析を編集、作成、削除することができます。

計算が最新値ではない場合、当該の分析に警告記号( )が表示されます。「すべて計算」をクリックすると、すべての分析を再実行します。

計算

断熱の変更は建物全体に大きな影響を与えるため、分析ごとに複数の計算を行う必要があります。建物のエネルギー需要は、指定された範囲の異なるU値を使用して計算されます。これらの結果を使用して、当該建物の各建物構成部材について最適なU値の組み合わせが算出されます。投資コストとエネルギー需要の新規シミュレーションから長期コストが導かれます。

計算の進捗状況を示すダイアログには、どのデータの組み合わせが分析と結果に使用されているのかが表示されます。

分析の編集

グラフの棒をクリックすると、分析を個別設定するためのダイアログボックスが開きます。 

開いた「コスト」タブには、コスト、対策の影響、エネルギー要件の詳細が表示されます。

使用するパラメーターを「対策」タブで決定できます。上の部分に、分析で選択できる構成部材の種類の表があります。「対策」列では、「無視する」、「断熱なしでリノベーションする」、「最適断熱」のいずれかを選択できます。

  • 無視する:この種類の構成部材は投資コストに何の影響も与えず、断熱されていません。
  • 断熱なしでリノベーションする(同じU値と置き換える):この種類の構成部材には固定コストがあり、付加的な断熱効果を提供しません。
  • 最適断熱(置き換えて最適化する(U)):最小U値から最大U値までの範囲で投資コストと断熱性能の比率が最適となるU値を見つけます。シミュレーションでは相互作用も考慮されます。

表から選択された構成部材の種類について、耐用年数と投資コスト計算の種類を設定できます。投資コストの計算には、幾つかの方法があります。すなわち、「包括的概算」、「ユーザー設定値」、「ユーザー設定の近似値」という3つの方法です。右側のグラフは、指定された性能に対して予測される投資コストの概要を示します。「断熱なしでリノベーションする」の場合、固定値しか選択できません。

一般的な価格推移は、各構成部材の種類ごとに既に保存されています。既知の固定値を適用したい場合は、「ユーザー設定値」に入力できます。経験値に基づいて、または製品シリーズの仕様に応じてU値と価格の組み合わせを変更する場合、これらを「ユーザー設定の近似値」の表に入力できます。入力すると、近似値が計算されます。この近似値は右側にも表示されます。最大U値と最小U値の範囲は、ここで入力されたU値に制限されることにご注意ください。

Vergleichen

Neben jeder Säule gibt es bis zu drei Icons:

 Optimale Langzeitkosten

 Die aktuelle Referenzdämmmaßnahme  

 Ein Vergleichsdämmmaßnahme

Passend dazu gibt es drei Vergleichsfunktionen:

 Der Vergleich der Analyse der Referenzdämmmaßnahme mit der der Dämmmaßnahme mit den niedrigsten Langzeitkosten

Der Vergleich der Analyse der Referenzdämmmaßnahme mit der einer Vergleichsdämmmaßnahme

Ein Vergleich der Analyse der Dämmmaßnahme mit den niedrigsten Langzeitkosten mit der einer Vergleichsdämmmaßnahme.