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建物アシスタントを使うと、データを簡単に入力できます。数回のクリックだけで建物構造を作成し、計算することができます。家屋種類と築年数により、事前設定のU値が算出されます。隣接建物の存在により外壁面積が減ります。平面図上の建物形状も外壁面積にとって重要です。屋根の形状により屋根の位置と面積が決まります。階数と各階の床面積を指定します。居住用建物の場合、暖房できる生活空間によって窓面積が決まります(窓面積は生活空間の20%)。暖房の有無を選択することで、ゾーン設定を行います。建物の向きは、建物略図の左側に表示された方位角で示されます。デフォルトでは、建物を西から見た略図が表示されます。使用されるガラスの種類によって、窓のU値とG値が異なります。建造物のタイプにより層が自動的に生成され、その層に基づいてU値の設定値が算出されます。熱容量は建造物のタイプから算出されます。まず、暖房ゾーンと非暖房ゾーンの使用プロファイルをもつ標準建物が作成されます。作成された建物に基づいて、直ちにシミュレーションを実施できます。「建物データ」の設定に基づくU値、面積、G値は事前に入力されていますが、「プロジェクトの構成部材」で変更することもできます。各ゾーンの定義は「ゾーン設定」で後から調整できます。建築部材カタログのオプションを使用することもできます。建築部材カタログを使用するには、建築部材カタログでプロジェクトにカタログ項目を追加して、その使用法を定義します。

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